それは
ありのままの自分がどんな自分なのか理解できていないからです。
自分はどんな時にどんな気持ちになるのか、どんなことで不安になるのか、どんなことが悲しいのか、どんなことが嬉しいのか、どんなことを避けているのか知っていますか?
実は自分の事を知っているようで知らない事ばかりかもしれません。自分の事をた~くさん知らなければ自分を理解して受け入れることもできないのです。実は私たち人間は、何かの出来事で傷ついたり、怒ったりするわけではありません。出来事に対する自分のジャッジで自分を傷つけたり、自分を怒らせたりしています。自分が受けとったものによって感情が反応するので、出来事や人から言われたことによって、自分は普段どんな感情を受け取っているにかみていくことがとても大事なのです。
さらに、その感情を知ることで、あなたの奥にある、自分の望みや喜び、つまりあなたの愛ですね。愛が必ずあります。愛があるから感情が出てくるのです。その自分の望みや喜びという愛が「ありのままの自分」です。
ありのままの自分で生きられず、生き辛さを感じるもう一つの理由は、「自分を大切にしていない」からです。自分の気持ちよりも職場や家族や友達など周りに気を使っていたり、世の中の常識に合わせた生き方をしようと頑張っていませんか。これは、空気をよまないと生きにくいような風潮を作った日本の社会や教育によるものであなたの不安やネガティブさが原因ではなく環境によるものです。しかし、まじめに世の中の風潮に合わせて生きるのか、自分の気持を大切にして生きるのか決めるのはあなた自身です。なかなか自分を大切にできない人は無意識に環境に合わせた生き方をしてしまうことが多いので、自分を大切にする感覚を養う必要があります。